山野草の「ヤマホタルブクロ(山蛍袋)Campanula punctata Lam. var. hondoensis (Kitam.) Ohwi 」の基本情報と、
育て方をご紹介します(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾ペコッ
ヤマホタルブクロはホタルブクロの変種で、山間に生息していると言われています。私の近所では、ヤマホタルブクロが主流です。山野草として扱われていますが、野草と同じく繁殖力が強く、とても育てやすい多年草になりますのでお庭に取り入れやすい草花です。
基本情報
科名/属名 | キキョウ科/ホタルブクロ属 | ||
自生地 | 日本(本州~四国・九州)、朝鮮半島、中国、シベリア | ||
開花期 | 6月~8月 | 草丈 | 10㎝~60㎝ |
耐寒/耐暑 | 強い/普通 | 花言葉 | 「忠実」 「激しい束縛」 |
別名 | チョウチンバナ(提灯花)、アメフリバナ、 チョウチンバナ、ツリガネソウ |
ヤマホタルブクロの特徴
ヤマホタルブクロとホタルブクロの違い
ヤマホタルブクロはホタルブクロの変種のため、とてもよく似ています。蕾ができる頃やっと区別ができるのではないでしょうか?ガクの割れ目に小さい反り返ったガクがある場合は、ホタルブクロとなります。ホタルブクロの写真を持ち合わせていないのですが、ヤマホタルブクロの写真を見るとわかるように、ガクの間は膨らみを帯びているだけで、小さい反り返ったガクは見当たりません。また、ヤマホタルブクロの方が少し毛深いようです。
ホタルブクロの名前の由来
名前の由来は割とよく知られていますが、昔花の中にホタルを入れて遊んだことからだと言われています。想像するに、おそらくヘイケボタルなのかな?なんて思ったりもします。ゲンジボタルだと結構窮屈だと思うのです。ゲンジボタルが見れる頃にホタルブクロが開花となり、ヘイケボタルが見れる頃にはそろそろ花期も終わるホタルブクロ。私は、蛍の訪れを教えてくれる花という意味の名前の由来であってほしいなと思っています。だって、結構可哀そうですよね?(笑)
misa流ヤマホタルブクロの育て方
我が家のヤマホタルブクロは、職場の管理地の歩道に出てしまい処分されるものを分けてもらいました。一株もらったのですが、とてもよく増え、おそらくバラの肥料が効いてしまっているのでしょう、2年目で1m近く伸びてしまっています。
置き場所
ヤマホタルブクロは基本的に暑さ寒さに強い傾向があり、日なたでも日陰でも育ちやすい植物です。夏の西日には少し弱いので、そこだけ注意すれば、軒下でも雨ざらしでもどこでも元気に育ちます。
日陰でももちろん、花もちゃんとつけてくれる優秀な子です。
増やし方
種まきが一番安心です。花後の種を採り撒きするか、2~3月に撒きます。地下茎でも増えるので株分けもできます。
我が家では、自然のままに任せているので3月頃に庭のあちこちで芽が出ます。その後植えたい場所に移したり鉢上げしています。一年目は花を付けないことがありますが二年目からはとても立派に咲いてくれます。
病気と虫
つよいので、あまり過敏になることはありませんが、ヨトウムシが付くことがあるようです。我が家ではバラの方が好きなようでヤマホタルブクロで被害が出たことは、ありません。
まとめ
梅雨の季節が似合うヤマホタルブクロ。カンパニュラの仲間ですが、日本に自生しているので育てやすくとてもおすすめです(* ˃ ᵕ ˂ )b和風の庭にも洋風の庭にもお似合いだと思います。我が家は白花ですが、紫やピンクなどもありますので、ぜひお手元で育ててみてください(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
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