魅惑の赤バラ 岩下篤也氏の「Sアンダーザローズ(Under the Rose)」の基本情報と、
我が家での経験を生かした育て方と情報をご紹介します(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾ペコ
Sアンダーザローズは、2018年の春に新苗でお迎えしました。その年は蕾をつけることは一度もなく、お迎えしてから一年後やっと花を見ることができたシュラブ樹形のバラです。未だに性格があまりわからず観察中ですが、細い枝のわりには樹勢もあり、育てやすいバラの印象です。
今回は、そんな不思議なSアンダーザローズを紹介します(* ˃ ᵕ ˂ )b
Sアンダーザローズの基本情報
Sアンダーザローズの特徴
作出者は岩下篤也氏
岩下篤也氏は、日本の育種家さんです。アンダーザローズシリーズとして、オールドローズとモダンローズを兼ね備えたバラを作出しています。Sアンダーザローズは、その代表的なバラとして世に送り出されています。
Sアンダーザローズの葉は、まさにオールドローズのような繊細な葉です。昨今は病気に強い葉が多く作出されており、照り葉が多いと思うのは私だけでしょうか?私はバラを選ぶときに葉も見て選びます。できれば、このような薄く繊細な葉でお願いしたいです(*ノωノ)テレ
Sアンダーザローズは、日陰でも咲いてくれるバラです
日向に置いたことがないので花付きはわかりませんが、日陰でも十分育ちます。写真の左側の面が北東、板壁のフェンス側が南東となりますが、隣の家が我が家より1m上に建っているため、家と家の間から春と夏には朝日が少し入りますが、あとはほとんど入りません。(板壁で余計に陽が入ってませんが)
今年は皆、花が東のお日様に向かい、我が家はそっぽを向かれてしまいました(。-∀-)板壁側に全て誘引するべきなのかもしれません。
実際にアンダーザローズを育てた感想
Sアンダーザローズの誘引ビフォーアフター
2020年
葉が茂り始めてしまった写真ですが、一番左の7号鉢に植えられています。8号鉢にしようと思ったのですが、無かったのでそのまま…(。-∀-)
ステムが長いので、もう少し下にしないとダメそうだなぁと、ただいま反省中。去年の方がよかったかもしれません。そもそも壁の誘引じゃダメなのかもしれません。
2021年
この視点の開花期の写真がありませんでした(。・人・`。))ゴメンネ
またまた、いい写真がなく…。咲く直前の写真になります。右下の茶色いポットが株元になります。ステムにほとんど花がつきました。10号鉢に植え替えられ、現在(2021年6月)ベイサルシュートを2本ようやく出し始めました。鉢植えの場所は完全に日陰です。アンダーザローズの他に二つつるバラが地植えされていますが、全く成長していません。耐陰性は普通となっておりますが、私としては上等だと思います。
Sアンダーザローズの置き場所
一番左の茶色いポットになります。完全に日陰です。朝、隣の家と家の間から朝日が差し込むため、フェンスのない側の枝に陽が当たるだけになります。
昨年、アンダーザローズの隣に置いておいた、ピンクサクリーナはほとんどダメになってしまいました_| ̄|○ガーン… なので、今年はオールドローズのポンポンブランパルフェを置いてみました。今のところ問題はなさそうですが、アンダーザローズと同じ所に誘引されている、オーブとジャクリーヌデュプレは、現在ほとんど成長していません。この二つは今年掘り上げて移動する予定です。そのくらい、陽が足りていないと思われる場所です。
Sアンダーザローズの枝とトゲ
とにかく固くて細く直立に近いシュートを出しますが、細いので自立は難しいと思います。誘引時に曲げるのが少し困難です。なるべく柔らかいうちに癖付けしておいた方が良いと思います。また、中々の鋭いトゲを持ち合わせていますのでお気を付けてください。ステムにもトゲがビッシリありますので、切り花として楽しむときも危険です。
樹勢は強いほうだと思います。シュラブとなっていますが花後出たベイサルシュートは1か月で1~1.5mほどまで伸ばしました。
Sアンダーザローズの花
Sアンダーザローズの花は整いすぎず、しかしながら正面からも下からも横からも可愛らしさがあります。赤バラですが、凛々しさよりも可愛さがあるのは、オールドを引き継いでいるのでしょうか?花の大きさも中輪で可愛らしいです。
香りは、赤バラらしくクセになる香りです。ステムは少し長めです。冬まで繰り返し咲いてくれるバラです。
Sアンダーザローズの病気と虫
虫は赤バラなのでほとんど付きません。うどんこ病はかかったことがありませんが、黒星病は少しかかります。新葉の時は、少し強そうな葉ですが次第に薄くなっていきます。しかし、葉を落としても咲こうとする力や芽吹きの力は強いので、落としてもあまり気にすることはなさそうです。
Sアンダーザローズのギャラリー
まとめ
Sアンダーザローズいかがでしたでしょうか?やさしい雰囲気の赤バラは、葉の色や枝の細さから醸し出されているのかもしれませんね(*´▽`*)❀
赤バラは花が少なくても華やかな雰囲気が出ておすすめです。ぜひ、一つお庭にいかがでしょうか( *´艸`)
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