山野草の「ホトトギス(杜鵑)Tricyrtis」の基本情報と、
育て方をご紹介します(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾ペコッ
ホトトギス属は、日本の固有種で10種類ほど確認されています。そのうち、8種が環境省のレッドリストに載っているとても貴重な山野草です。ホトトギスと聞くと鳥を思い浮かべる方が多いと思いますが、名前の由来は鳥のホトトギスのお腹の模様に似ているところからきているそうです。
今回は、そんなホトトギス属をご紹介したいと思います( *・ω・)*_ _))ペコ
*写真のキャプションの名前に「?」のあるものは、タグなしで購入したため自分で同定しています。参考程度にお願いいたします。
基本情報
ホトトギス属のレッドデータブック状況
環境省では8種の登録となっています
ホトトギスは、環境省には入っていませんが県単位では入っているところもあります。販売されているものの多くは、タイワンホトトギスとの交雑種と見られていますが、もし上記リストのホトトギスをお迎えするときは、入手ルートなど、気を付けて欲しいと思います。ホトトギス類は日本を代表する植物です。他国にはほぼ存在がなく、日本で絶滅すると地球で絶滅という形になります。
植物愛好家として、そんな悲しい未来は見たくありません๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐
misa流ホトトギスの育て方
- 自生地は、日陰のやや湿ったところに生息しています
- キバナノホトトギスは、水はけのよいところを好みます
- 地植えの場合は増えやすいので、芽が出てきたころに範囲外は抜き取り管理します
- 肥料は、地植えの場合はあまり必要ないと思います
置き場所
我が家ではシェードゾーンに植えてあります。自生地も樹木の下などに生えており、ある程度の日陰にも耐えるようです。冬は地上部が枯れ、霜などの影響もあまりなく耐寒も強いようです。
増やし方(管理の仕方)
株も大きくなりやすく、零れ種でも増えます。我が家では、あまりよくない土の場所ですが増えていますので、放っておいても増やすことが出来ます。
病気と虫
病気は白絹病やモザイク病にかかるといわれています。我が家や近くの里山などでは、未だ見たことはなく、過敏になるほどではないと思います。ただ、かかった場合は、カビやウイルスなので他の植物からは隔離した方がよいかと思います。
虫は、ユリ科を食草とするルリタテハの幼虫や、蛾のウスモンハマキ、フタナミトビヒメシャクなどの幼虫がいます。いずれも、葉を食べますが、瀕死になるようなことはないと思います。
まとめ
わりと身近に売られているホトトギス属ですが、野生種は絶滅危惧種ばかりだとご存じでしたか?昨今は、個人でのネット販売などもあり、乱獲されたものを知らずのうちに手元に置いてしまうことがあるかもしれません。そういった事にならないよう、少しでも情報をお届けできたらと思いました。
ホトトギス属は園芸種で楽しむのが一番です。野生種は、自分の足で歩いて里山などに愛でに行きましょう٩(ˊᗜˋ*)و
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