キランソウ(Ajuga decumbens)は、春になると可愛らしい青紫色の花を咲かせます。モケモケとした葉をはこびらせた姿は、まるで絨毯のようです。割と身近な植物で路傍や林縁で見ることができます。日向でも日陰でも育てられる野草です。今回はそんなキランソウを紹介したいと思います。
目次
基本情報

学名 Ajuga decumbens
科名/属名 | シソ科キランソウ属 | ||
---|---|---|---|
園芸種別 | 多年草常緑 | ||
自生地 | 北海道を除く 本州~九州 | ||
開花期 | 3~5月 | ||
草丈 | 10~20㎝ | ||
耐寒/耐暑 | 強い/やや弱い | ||
耐陰 | 強い | ||
花言葉 | あなたを待っています 追憶の日々 健康をあなたに |
キランソウの種類
- タチキランソウ
Ajuga makinoi Nakai -
キランソウとほとんど違いはなく、花の上部が少し大きく、兎の耳のように長い。
- モモイロキランソウ
Ajuga decumbens Thunb. f. purpurea -
キランソウの色違いで、花が桃色
キランソウの特徴
キランソウはアジュガの仲間です

園芸でよく使われるアジュガはキランソウの仲間で、セイヨウキランソウともいわれています。穂が立つので、どちらかというとキランソウ属のジュウニヒトエのほうが近い気がします。
だからでしょうか?セイヨウジュウニヒトエともいわれています。
生薬名は筋骨草(キンコツソウ)
キランソウには様々な別名があり、ジゴクノカマノフタ、カマノフタ、イシャダオシ、イシャコロシ、イシャナカシです。キランソウは、せきたん、下痢止めや、健胃に有効とされていたので、そのような呼び名がついてとされていますが、センブリの別名にもイシャダオシがあるそうです。
医者がいらないほどの薬草は総称してそのように呼ばれていたのかもしれません。
参考資料:食べて効く!飲んで効く!食べる薬草、山野草早わかり
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キランソウの育て方

Point
- 自生地は、日陰のやや湿ったところに生息しています
置き場所
我が家ではシェードゾーンに植えてあります。自生地も樹木の下などに生えており、ある程度の日陰にも耐えるようです。冬は地上部が枯れ、霜などの影響もあまりなく耐寒も強いようです。
増やし方(管理の仕方)
株も大きくなりやすく、零れ種でも増えます。我が家では、あまりよくない土の場所ですが増えていますので、放っておいても増やすことが出来ます。
病気と虫
特に病害虫の心配はなさそうです。
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