子供の不登校との向き合い方。人も生物多様性だなと思う今日この頃…

子供が不登校になった経緯

娘が不登校になったのは、なんとなくです(=ﾟωﾟ)ﾉ　クラスの雰囲気、学校の雰囲気、不信感、その他諸々。特にデッカクいじめられたとか、不良になりたいとかそんなことではありません。ただ、なんとな～くです。
今なんとな～く、居心地が悪くて不登校になってしまう子はとても多いそうですo(╥﹏╥)o

その不登校、病気が潜んでいるかもしれません

不登校になった当初は精神的にも荒れていましたし、私から見たらうつ病だな…とは、思いました。病院には行ってくれなかったので診断はされていませんが、私がうつ病になった時と似ていました。そして、うつ病が治まってきたころ、貧血が酷かったので病院に行きました。すると結構な低血圧で、上は80あるかないか…。なので、やはり朝が辛いのも不登校の引き金になったのかもしれません。

小学校高学年～中高生の女子は、血圧が低くなる子が多いようです。もし、朝が辛くて学校にいけない可能性も十分考えられます。医療従事者ではないので、詳しく書くことは控えます。下記サイトが詳しく載っているので参考にしてください。

低血圧が原因で、朝起きられない事が精神的負担になってうつ状態になることもあるのではないかと思います。もしも、それが原因で起きられないのであれば、朝から「起きなさい！！！早くしなさい！！」って、毎日毎日親に言われていたら…嫌ですよねo(╥﹏╥)o　真面目な子は、「なんで起きられないんだ・・自分はダメな子だ」と自尊心を大いに傷つけてしまうでしょう( ﾉД`)ｼｸｼｸ…可哀想に…
もし、まだ調べていない方はぜひ調べてあげてください。かといって、若すぎるため薬もお勧めされないのですが、知るだけでも親は納得できますし、少なくとも怒ることはなくなり、子供にとっては精神的負担を和らげることが出来ると思います。また、学校側にも配慮してもらうことが出来ると思います。

因みに、低血圧の場合は朝、熱いシャワーを浴びるとシャキッとするらしいです(ღ•͈ᴗ•͈ღ)　相方は、毎朝絶対朝起きたらそのままお風呂に向かいますが、もしかしたら、今までの人生で編み出した知恵なのかもしれません（チョット血圧低めです）。

うつ病の難しさ

うつ病って本当に難しいな…と、思う病気です。正直、経験しないとわからないのレベルではなく、経験していても「え？それうつ病？」という位、様々なうつ病があると私は考えています。これは、あくまで私の考えです。

例えば、何の合併症もない人がかかるうつ病は、環境さえ変えれば治ると考えられます。しかし、何かもう一つ精神疾患の様なものがあると、それをどうにかしない限りはいつでも再発するものだなと。中々うつ病から解放されない方は、うつ病ではないものと向き合うことが大切だと考えます。

私の場合はHSPです。とにかく私はコレと向き合いました。日本人の5人に一人がHSPと言われています。ただ、毎朝ニュース見て涙流す人がそんなにいるとは、思わないので…（笑）程度の差が相当あるのではないかと思っています。HSPについては、また後日？いつか書きたいなぁ～と思っています。

そして、娘ですが観察する限り、特に合併症のないうつ病だと私は思っています。小さい頃の性格を思い出しても、少し真面目な考え方が強いだけで、長男に比べたら全くもって普通です。娘も3か月経つ頃にはだいぶ落ち着き、今では「あれ？学校行ってないんだっけ」と錯覚するくらい普通に過ごしています。

もし、学校に行かなくなって数か月たっても精神的不安定なままだった場合は、うつ病とその奥に潜んでいる何かを見つけ出してあげてください。きっと前に進むことが出来ると思います。

子供が不登校になった時の親

子供に対してやってはいけない事

怒らない

子供が学校に行かなくなった時、何を思いましたか？どんな感情が出ましたか？私はもう、怒り爆発（笑）

学校行きなさ～～～～～～～～～い٩(๑òωó๑)۶ﾑｷｰｯ

です。人が喜怒哀楽の「怒」が出るとき。それは、殆どが自分のエゴからきています。つまり、自分の思い通りにならない。ただそれだけです。予定と反したこと、思い描いていたこと、想定外だったりすると生まれる感情です。

なぜ、その感情が親のエゴなのかというと、だって子供の人生ですもの(*ฅ́˘ฅ̀*) .｡.:*♡　親は時に子供を自分の事だと思ってしまいますが、違います。一人の人間です。自分の事だと思うならまだマシです。自分のブランドかアクセサリーに思ってる方もいますね(。-∀-)　子供の幸せを考えてとかキレイ事言って自分の考え押し付けて、子供の将来全部盗んじゃう親…。思い通りにならないと、キーッ٩(๑òωó๑)۶　って。

何が言いたいかというと、その怒りの感情はただの親のワガママだという事です。子供を一人の人間として、まずは尊重しましょう。学校に行くことが、ストレスになっていることは間違いありません。死にはしないかもしれません。でもストレスは確実に寿命を縮めます。親のエゴで子供の寿命を削ることは、いいことですか？

周囲に隠さない

日本では、まだまだ「不登校」というと世間体が…という国です。何なんですかね？いつまで右向け右…。
子供が学校に行かないと決めたことに、親として責任ではなく自信を持ちましょう。これは、ある意味自立の一歩です。

隠すという行為は、何か後ろめたいという気持ちの表れですが、何が後ろめたいのでしょうか？子供が自分で決めて自分で人生を歩んでいるだけです。ただの成長過程です。親として喜んでもいいんじゃないかと私は思います。後ろめたいとか、隠したりとか、その親の行為は確実に子供を傷つけます。一番理解してくれるはずの親が、自分を認めてくれていないと思うからです。

なぜ、何年も引きこもりになってしまう不登校の子供と、人生で成功する不登校の子供がいるのか。それは、不登校になった時の親の行動次第なのではないでしょうか？

不安で親のストレスが半端じゃない

色々と書きましたが、それでも親の不安は計り知れないかと思います。こちらの寿命が削られます（笑）そりゃもう、子育てに一切口を挟まない相方でさえ…で、夫婦喧嘩になりますし～(。-∀-)　これからどうすんだよ!!!ってなりますし、頭の中の8割は娘になりますし…。しかし、不安は消すことが出来ます。不安は、恐れから生み出されるものです。将来の見通しさえつけてしまえば、ある程度は解消されるのです。

学校に行かない代わりに条件をつける

子供を一人の人間として認めるのですから、親を一人の人間として子供にも見てもらいます。あくまで我が家の方法ですが、学校に行かない事に対する対価をこちらにも求めます。
我が家が不登校になったのは、中1ですので働くことはできません。ですので、家から出すことは無理です。しかし、高校の不登校はありえません。一人の人間として認める以上、自分で食べていってもらわなくてはなりません。これが、条件です。高校生になる歳に、高校に行かなかった場合は、必ず収入を得て自分の分は自分で稼ぐことです。

将来設計を立てる

今は、インターネットなどで子供でも色々調べられますが、やはりそこは子供です。親が色々と調べて、提案することは大事だと思います。学校に行かない事によって起こるリスクをきちんと伝えること。
出席日数も少なく、高校の進学範囲もかなり限られます。今の学校は、不登校の子を無理やり来させようとはしません（できません）。ですので、「大丈夫。来れるようになったら来てね」程度です。何も教えてくれません。親がボーっとしていると

「はぁっ？！！！出席日数足りないから高校行く場所ないってどういうこと？Σ(ﾟдﾟlll)」

とかなります。ギリギリになって、「だから学校行きなさいって言ったでしょう٩(๑òωó๑)۶」と子供を責めない様に、将来設計を立てましょう。将来設計を立てると、それだけで親も不安から解消されます。人は、目標を持つと強いのです( ु ›ω‹ ) ु♡

娘の場合ですが、今は週に何度か自立支援学校に行っているので、出席日数を稼いではいますが通知表は判定不可なので、恐らくいける学校は通信位しかないのかな？と思っています。本人は、高卒の肩書さえあればいいらしいので、通信とバイト～という将来設計が中2にしてすでに出来上がっています。これは、学校に通っている子よりも早く進路をきちんと決めているのではないでしょうか？

ゲームばかりがどうした！！！！

不登校とゲームはなぜかセットになります（笑）ゲームさせてあげてください。むしろ一緒にやってください。なぜ、日本の大人はゲームをやめさせたがるか…。小学生に夜9時までサッカー習わせといて、何でゲームはダメなの？？？？ そういう意味の分からないことをしているから、子供の心が健全じゃなくなると思うのです。

子供が好きでやっていることに興味を持ってあげて欲しいと思います。どんなゲームしているのかな？面白いのかな？今のゲームは世界と繋がっています。世界ランキングがあるゲームが殆どです。もしかしたら、自分の子供は世界で何番！？とかかもしれませんよ？

なぜ、子供が得意とすることを取り上げる必要があるのでしょうか？

ゲーム…舐めたらいけません。最近のゲームは物凄く難しいです。絶対子供より格下です。勝てません！！！！元MMO経験者ですが、無理です( ﾉД`)ｼｸｼｸ…　子供が得意とすることを伸ばす手伝いをするのが親です。ゲームするからには、とことん世界No.1を目指せと言ってあげてください。ゲーム業界という社会への道も今なら十分あります。
そこから、プログラミングを学んだり、英語を学んだり（外国人プレイヤーとのコミュニケーションもあります）、それはそれは世界が広がります。何事も良い方向にお手伝いしてあげて欲しいと思います。

一緒にやって、子供から教えてもらうってのもいいと思います。子供の世界が見えてくるでしょう。何より子供を知ることが一番大切なことです。

まとめ

今回は、ちょこっと植物を入れて書いてみました。不登校に関しては、本当にいろいろな意見があると思います。おおよそ、大人は社会に出ても同じようなことがあるから、無理してでも行くべきだという方がいます。大人になって仕事続かないぞと。
これ、根本的におかしいと思いませんか？何その世の中（笑）それこそ、子供は生きる意味が分からなくなってしまいます。
そんな辛くて、無理して我慢する世の中を作ってるのは、私達です。なんて腐った大人の社会なのでしょう(。-∀-)
生物多様性…人間も、得意不得意あります。植物と一緒です。人間だからと一括りにする必要ってなんでしょうか？植物には、この子は寒いからお家の中、日向が好きだから日向。人間は？なぜ全員右向け右？植物は個体差を大事にして育てられるのに、人間は全て一緒くたです。うまく育つはずがありません。
悲惨な事件や残虐な事件を起こす加害者の事を、悪く言う人がいます。それは表面しか見ていないからです。生まれた時から犯罪を犯すような赤ん坊を見たことがありますか？加害者は、社会の被害者だと私は思っています。
自分の子供が学校に行っていようがいまいが、綺麗な花を咲かせてあげられる環境で育ててあげられるかが大切なのではないでしょうか？
学校に行かなくなったのは、生きていくのに環境が合わなかった。ただそれだけです。花を咲かせるには違う環境が必要だった。親はその環境を出来る限り作ってあげるのが役目だと思います。
日本では、まだまだ学校に行けなくなってしまった子達に対する偏見みたいなものが多々あります。いつか、人間社会も多様性を大切にできる社会になることを願います。