花弁の表と裏で色が違う小型のシュラブ
「Sオルフェオ(Orfeo)」の基本情報と
我が家での経験を生かした育て方と情報をご紹介します(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾ペコ
Sオルフェオ(Orfeo)は、2018年冬に大苗でお迎えしました。このバラはとても不思議な花弁を持ち合わせており、前から見た姿と後ろから見た姿では、色が変わっています。少し花の形は季節により落ち着きがありませんが、夏花も私は大好きな形です( *´艸`)
そんな素敵なSオルフェオ(Orfeo)を紹介したいと思います。
Sオルフェオ(Orfeo)基本情報
作出 | 2016年 日本 | 系統 | Sシュラブ |
木村卓功 | 樹形 | 小型のフロリバンダ(F) | |
別名 | * | 交配 | 未発表 |
花形 | ロゼット咲き | 花径 | 中輪(7㎝位) |
芳香 | 強香(ダマスク+フルーツにスパイス) | 開花 | 四季咲き |
伸長 | 1.0m | 花色 | 内弁赤紫~紫、外弁白 |
耐陰性 | やや弱い | 耐暑/耐寒 | やや強い/普通 |
黒星病 | やや強い | うどんこ病 | やや強い |
Sオルフェオ(Orfeo)の特徴
外弁と内弁で花弁の色が違います
ロサオリエンティスの花は、ありそうでないバラが多いと私は思っています。このバラも、また少し変わったバラです。正面よりも少し角度を変えてみると、その良さがわかります。内弁と外弁のコントラストがとても綺麗です。同じ房から咲いても微妙に花が違うのもまた風情があると思います。
Sオルフェオ(Orfeo)は鉢植えに最適なサイズ
Sオルフェオ(Orfeo)の系統はシュラブと表記がありますが、木村卓功氏は小型のフロリバンダ樹形とおっしゃっています。その通りで、どちらかと言えば花の大きいポリアンサのようなバラです。よく繰り返し咲き、あまり大きくならず、ベランダや狭いお庭には最適な大きさになっています。
鉢バラとして、玄関先に置くのもおすすめです(ू•ᴗ•ू❁)
実際にSオルフェオ(Orfeo)を育ててみた感想
Sオルフェオ(Orfeo)の置き場所
耐陰性はあまり強くないのですが、半日陰に置いていました。みるみる樹勢が落ちてきたので、今は日の当たるところに移動しています。一年そこで大丈夫でしたので、いけるかと思いましたがやはり発表されている通り、なるべく日なたに置くことが重要なようです。
隣に置いてあるオリビアローズオースチンは、とっても元気ですが…(* ˃ ᵕ ˂ )b
Sオルフェオ(Orfeo)の枝ぶり
小型ですので、太いシュートはあまり出ず暴れます。写真は支柱をしていないときですが、かなり暴れているのが見受けられると思います。未だうまく蕾が上を向いてそろわず、これは肥料が多いのか…それともそういうバラなのか?観察中です。うどんこ病もなく、ボーリングもなし、蕾が落ちることも無しなので肥料過多は考えにくいのですが、いつも暴れるのでいつかバラの家の実店舗に行った時は、伺ってみたいと思っています。
Sオルフェオ(Orfeo)の花
花の咲き始めは、ピンクを帯びた紫から咲き終わりには薄い紫へと変化していきます。房で咲くので、咲き始めから咲き終わりの花が混ざり合い、とても素敵なグラデーションになります。ただ、花殻切りをきちんとする方は、退色時には花弁が散り始めるので、なかなか見れないかもしれません。少しだけ待ってみてほしい所です。
夏花はまた違った雰囲気で咲き始めます。少しブラッシュの入った雰囲気です。
ステムは細く短めで、先に述べたように暴れます…(。-∀-)
Sオルフェオ(Orfeo)の病気と虫
耐病性は、黒星病うどんこ病共にやや強いと表記がありますが、我が家では黒星病がすごいです。これに関しては、そもそも半日陰に置いていたため弱ってしまっているという懸念がありますので、データとしては信ぴょう性がないかと思います。今後様子をみて追記していけたらと思っています。
虫にはよく好かれています。恐らく香りがとても好みなのでは?と思っています。今年はアブラムシもよくついてしまい、テントウムシの幼体を見つけてはSオルフェオ(Orfeo)に、移動していました(笑)
まとめ
Sオルフェオ(Orfeo)いかがでしたでしょうか?いつでも同じ顔で咲くイングリッシュローズも素敵ですが、自分らしさが見え隠れするSオルフェオ(Orfeo)もまた魅力的だと私は思います。というか、そういうバラが好みと言えば好みなのですが(*//艸//)♡
コンパクトで、少し変わったバラをお探しの際はぜひお勧めしたいバラです。
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