山野草の「リンドウ(竜胆) Gentian 」の基本情報と、
生物多様性を意識したリンドウとの向き合い方をご紹介します(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾ペコッ
リンドウは世界で約350種、日本では約13種ほどの種類が生息しています。今回は日本に自生する秋に咲くリンドウをご紹介したいと思います。
昔は田んぼのあぜ道や林道で見かけたそうですが、見たことありますか?私は近くの里山で初めて自生のリンドウを見ることができました。今では自生種を見ることが難しくなってしまいました( ´•д•`; )
基本情報
科名/属名 | リンドウ科/リンドウ属 | 自生地 | 日本(本州~四国・九州) |
開花期 | 9月~11月 | 草丈 | 5㎝~15㎝(伸長50㎝) |
耐寒/耐暑 | 強い/弱い | 別名 | エヤミグサ(疫病草)・ササリンドウ |
花言葉 | 悲しんでいるあなたを愛する・正義・誠実 |
リンドウの特徴
リンドウは日光に当たらないと花が開きません
リンドウはお日様が大好きです。少しでも曇っているとその時は花を見ることができません。
うちにあるリンドウの花を見ることができるのは、お昼休みにお家に帰った時と週末の晴れた日だけになりますので、私にとってはとても貴重な花です。
里山に見に行くときなどは、晴れている日を選びましょう(* ˃ ᵕ ˂ )b
リンドウを守るためにできること
売られているリンドウは自生しているリンドウとは違います
お店で見かけるリンドウは、自生しているリンドウとは異なる品種です。よく見かけるのはキリシマリンドウやエゾリンドウの交配種が多いです。
札にはリンドウと書かれていますので気をつけましょう( ̄^ ̄)ゞ
リンドウが減ったのは人災です
自生種のリンドウは本来とても強く、自ら弱ることはあまりありません。減ってしまった理由は、草刈や盗掘です(´;ω;`)ウゥゥ
リンドウが減っているからと遠方からリンドウを持ち込んで植えてしまう方もいますが、これはとても問題です。生えている地域で同じリンドウでも、DNAが少しだけ違います。本来そこで生えていなくてはならないリンドウが絶滅となってしまいます。
園芸種も同じです。優しさがその地域の絶滅を加速させてしまいますので、むやみやたらに植え込むのはやめましょう。見守る、種をまく、株分けをする。それがリンドウを守るためにできることです(୨୧ ❛ᴗ❛)✧
misa流リンドウの育て方
我が家のリンドウは、残念ながら?園芸種です。おそらく新キリシマリンドウだと思います。園芸種のリンドウは自生種のように強くないので、本来は宿根草として育てるのは少し難しいようです_| ̄|○ガーン…
置き場所
リンドウは基本的に暑さに弱く寒さに強い傾向があります。
我が家では、風通しの良い日なたに植えています。
日光に当たらないと花が開かないので、本来は鉢植えで夏は木洩れ日、花の時期になったら日なたに移すのが理想的です。
増やし方
種まきが一番安心です。花後の種を採り撒きするか、4月に撒きます。大株になったときは株分けもできますが、根が傷みやすいので子株の時はいじらないほうがいいそうです。そして、挿し芽はなかなか丈夫な子が育たないようです。
園芸種は、自生種よりも弱いため種まきの更新をおすすめします。
病気と虫
自生種のリンドウは強いですが園芸種のリンドウは、葉枯れ病が出やすい花です。
我が家では出ていませんが、梅雨時期の水の跳ね返りなどが原因となるようです。
まとめ
秋の山野草など少し地味なものが多い日本ですが、リンドウはハッとするような綺麗な青ですね٩(ˊᗜˋ*)و
我が家の末っ子の名前はリンドウから取って「凛」と名付けました。花言葉のように、すくすくと育っています。干支も辰年ですので何かご縁がある花かもしれません(ू•ᴗ•ू❁)
自生しているリンドウは、とてもたくましく咲き誇っています。ぜひこの機会に探しに行ってみてください(❀ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾ᵖᵉᵏᵒ
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