ボランティアが管理・運営している　オールドローズが魅力の佐倉草ぶえの丘バラ園

コロナの緊急事態宣言が解除され、2020年6月1日から開園となった佐倉草ぶえの丘バラ園に6月6日に足を運びました。まだまだ県外移動が自粛規制の中、千葉県にバラ園があることに感謝いたします。
佐倉草ぶえの丘バラ園は、主に原種とオールドローズの収集と保存をしており、ボランティアによって管理運営されている珍しいバラ園です。小高い丘を切り開いたとてものどかなバラ園は、消毒なども月に1度ほどで自然魅溢れるバラ園となっています。
今回は、そんな佐倉草ぶえの丘バラ園の魅力をお伝えしたいと思います。

佐倉草ぶえの丘バラ園の運営管理と歴史

NPO法人バラ文化研究所

佐倉草ぶえの丘バラ園を管理運営されているのはNPO法人バラ文化研究所です。1995年に設立、2000年にはNPO法人に、そして2005年に佐倉市と協働で佐倉草ぶえの丘バラ園を開園されました。また、2008年には世界バラ会連合の準会員（Associate Member）にもなっています。

殿堂入りバラ園の受賞歴

佐倉草ぶえの丘バラ園では、2つ受賞しています。このダブル受賞はアジアで唯一のバラ園になっています。

年	受賞名
2014年	グレート ローザリアンズ オブ ザ ワールド プログラム (The Great Rosarians of the World Program) から殿堂入りバラ園（以下GROW）
2015年	世界バラ会連合から優秀庭園賞を受賞

ボランティアで支えられています

佐倉草ぶえの丘バラ園の運営管理は、研究所の人員は少数ながらも年間3000人近いボランティアに支えられて運営しています。GROWを受賞し殿堂入りした経緯として、このボランティアによる運営そしてヘリテージローズ（原種やオールドローズ）の保守保存と公開があります。
私も、子育てが落ち着いたらボランティアとして携わりたいと思っています。今は、足を運んだ際にインフォメーションにある募金箱にほんのお気持ちだけ募金しています(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾

佐倉草ぶえの丘バラ園の魅力

植栽されているバラの種類

佐倉草ぶえの丘バラ園では、原種やオールドローズ中心のバラ園です。約1050種類2500株のバラが植栽されています。昨年2019年の台風15号によって、かなりの被害があったので少し変わっているかもしれませんが、今回訪れた際には見事にボランティアの力で復活されていました。

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バラを誘引する構造物

佐倉草ぶえの丘バラ園では、バラの誘引する構造物の多数が木材で手作りとなっています。バラ園を囲むようにトレリスが設置され、ゾーンごとにもトレリスで区切られています。また多数のパーゴラやアーチがあるのも魅力的です。

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自然あふれる心地よさ

佐倉草ぶえの丘バラ園では。月に一度の消毒のみで（前にお伺いした時の情報）、バラを管理しています。そのためか、空気は心地よく沢山の生きものが住んでいます。今回はツマグロヒョウモンを写真に収めることができました。自生の草花もうまく共存しているように思います。（除草が追い付いていないのかもしれませんが）
クマバチも多く飛び交っているので、虫が苦手な方はお気を付けください(*>ω<*)ゞ

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ガーデンマップ

まとめ

佐倉草ぶえの丘バラ園は、とても自然豊かでのんびりとしたバラ園です。混みあうこともなく、マイペースにゆっくり見られるところも魅力的です。バラ園の隣にはキャンプ場や、小動物コーナー、ミニ鉄道、遊べる広場もあり入園料は一緒です。子供と一緒に行っても一日遊べるのでおすすめです。何より入場料大人410円、小中学生は70円と何度でも気軽に足を運べます。
そういえば、館内には鈴木省三氏の書籍資料が収めてあるバラ園資料室や、昆虫の標本、鳥のはく製なども展示してあります。いつも、バラ園に時間をとられてしまい(今回は気づいたら3時間居て、閉園間際でした）、他を中々堪能できていません。次は資料室に足を運ばなきゃですね。
のんびりですが、佐倉草ぶえの丘バラ園で撮ったヘリテージローズをブログでまとめていきたいと思います。