【育て方】Sオリビアローズオースチン（Olivia Rose Austin）イングリッシュローズ（ER)　耐病性に優れたバラ

Sオリビアローズオースチンは、とても気品のある香りと耐病性に優れたシュラブ樹形のバラです。イングリッシュローズには、なかなか手を出せなかったのですが、このバラと出会ってから少し印象が変わりました。そんなSオリビアローズオースチンを紹介したいと思います。

Sオリビアローズオースチンの基本情報

作出	2014年　イギリス	系統	イングリッシュローズ
	David Austin		Sシュラブ
別名	Ausmixture	交配	実生 × 実生
花形	ロゼット咲き	花径	大輪（10cm位）
芳香	中香（ダマスク+パウダー）	開花	四季咲き
伸長	1.5ｍ	花色	淡いピンク
耐陰性	普通（私は強いと思います）	耐暑/耐寒	普通/普通
黒星病	強い	うどんこ病	強い

Sオリビアローズオースチンの特徴

オリビアはデビッド J.C. オースチン氏の娘さんのお名前

オリビアという名前は、デビッド J.C. オースチン氏の娘さんのお名前になります。
耐病性に優れ、上品な顔立ちと香り、樹勢も強く、まさに才色兼備なバラなのではないでしょうか？親が望むもの全てを兼ね備えたバラが生まれたとき、それは子供と同等なのかもしれませんね。とても素敵な名前の由来だと思います。
でも病気に弱いバラが生まれたとき、子供の名前はあまりつけたくありませんね(; ꒪ㅿ꒪)

Sオリビアローズオースチンは強健で耐病性に優れています

デビッド J.C. オースチン氏も、推していたとても強いバラです。四季咲き性も強く、咲いた後も次々とまたシュートを出してくれます。無農薬のまま、6月中旬を過ぎた今年も病気は何も出ず、2番花を咲かせ始めました。イングリッシュローズに中々手を出せない方は、Sオリビアローズオースチンから始めてみると、自信がもてるかもしれませんね٩(ˊᗜˋ*)و
お隣に置いてあるカフェは、絶賛黒星病で丸裸になってしまいました(｡-∀-)ﾊﾊ…

実際にSオリビアローズオースチンを育ててみた感想

Sオリビアローズオースチンの置き場所

朝日が少しあたる場所ですが、ほとんど明るい日陰です。耐陰性は普通とカタログ表記されていますが、我が家のこの場所で元気に咲いてくれるつるバラ以外の子は、おそらくSオリビアローズオースチンとFプラムパーフェクト位だと思います。
ここに置くと大体調子を落とすので、開花期のみ置くことが多いのですが、この子だけはここにずっといます。先のカフェは、今年初めて置いてみましたが、生育不良に陥りました(｡-∀-)
＊カフェは、元々耐陰性あまりないので私のせいですが…

Sオリビアローズオースチンの枝ぶり

ほぼ日陰のわりには、シュートも落ち着いており、とても元気な枝を出してくれます。日陰にバラを置くと少し徒長しますが、それもあまり見られません。とても落ち着いた、よいバラだと思います。

Sオリビアローズオースチンの花

咲き始めはカップのようですが、最終的にはロゼット咲になります。房咲き品種ですが、我が家ではまだ若い苗なので、一房に3～5個ほどの蕾をつけています。株が充実したらもう少し蕾も増えるかな？
花持ちは、良いほうだと思います。ただ、ステムが細くお花が重いので、下を向いてしまうことが多いです。樹高も1m位なので、できれば鉢植えにして、上部に置いたほうが、観賞しやすいと思います。

Sオリビアローズオースチンの病気と虫

とにかく病気には強いです。近くに黒星病を発生したバラがいましたが（カフェとオルフェオ）うつることもありませんでした。
虫は、寄ってくる色と香りです。マメコガネの餌食になったのは言うまでもありません( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
赤バラや濃い紫色のバラ以外の虫食いは、もうしょうがないですね(/ω＼)ｱｷﾗﾒ…

まとめ

Sオリビアローズオースチンいかがでしたでしょうか？実は育て始めてまだ1年半なので、あまり良い情報もお伝えできていませんが、とにかく強いことは確かです(* ˃ ᵕ ˂ )bイングリッシュローズは、ブランドの中でもやはり高嶺の花という印象があります（凡人のお財布には…(/ω＼)）。でもSオリビアローズオースチンでしたら、私も太鼓判を押してお勧めできるバラです( *´艸｀)
ぜひイングリッシュローズに興味がある方は、Sオリビアローズオースチンからお迎えしてみてはいかがでしょうか？後悔はしないと思いますよ(ू•ᴗ•ू❁)