【育て方】Fカフェ（cafe)　アンティークカラーが素敵なバラ　

Fカフェ（cafe)は、バラを始めたころの初期にお迎えしました。お庭をシックな大人の雰囲気にしたく探していたのが茶バラです。茶バラと呼んでいるのは私くらいかもしれませんが…( ु ›ω‹ ) ु少し黒星病に弱いのが残念ですが、晩秋までよく咲くバラです。発表では、中香とされていますが私の庭ではよく香り、癖のないティーの香りが素敵なバラと位置付けられています。
今回は、そんなFカフェ（cafe)を紹介したいと思います。

Fカフェ（cafe)の基本情報

作出 （発表）	1956年　ドイツ	系統	FLフロリバンダ
	Reimer Kordes.	樹形	横張り
別名	＊	交配	(Golden Glow×R kordesii) ×Lavender Pinocchio
花形	丸弁ロゼット咲き	花径	中輪（8～9㎝位）
芳香	中香（ティー）	開花	四季咲き
伸長	1.0ｍ	花色	ブラウン （ピンクブラウン）
耐陰性	やや弱い	耐暑/耐寒	普通
黒星病	やや弱い	うどんこ病	普通

Fカフェ（cafe)の特徴

Fカフェ（cafe)は、60年以上前のコルデスのバラです

Fカフェ（cafe)は、1956年コルデス作出です。ブランド苗になりますが、作出が古いため割と安価で手に入れることが出来ます。まだブランド苗？何それ？位のときにお迎えしたので、Fカフェ（cafe)がコルデスのものだとも、気づくまでに時間がかかりました(;^ω^)大体、クリムゾングローリーなんかもその類です。
作出から時が経ってはいますが、このようなバラの色はあまり作出もされておらず、とても貴重だなと思っています。

Fカフェ（cafe)の親

Fカフェ（cafe)の親には、ラベンダーピノキオが入っています。ラベンダーピノキオは、交配に用いられることがとても多いように感じます。我が家にはないので紹介できないのが残念ですが、いつかはお迎えしたいと思っています。

因みに、ラベンダーピノキオの親のピノキオは、家にいたりします(*ฅ́˘ฅ̀*) .｡.:*♡ただ、挿し木が2本挿さっており枝ごとに花が違うため、未だよくわかりません。さらに、今年弱ってしまい…どうなるか( ﾉД`)ｼｸｼｸ…

これが同じ時期に咲くピノキオです。色も違いますし葉も少し違います。すでに右側のほうの枝は、回復は無理かな？という感じで、永遠に謎のままになるかな？

実際にFカフェ（cafe)を育ててみた感想

Fカフェ（cafe)の置き場所

初めは地植えで育てていましたが、だんだんと周りの樹木が大きくなり、日が当たらなくなり弱ってきました。今は鉢上げしています。やはり耐陰性は弱いようです。日向をお勧めします。開花時に鉢を半日陰に移動したところ、やはり弱りました。
今はもう少し日の当たるところで養生中です。動かしすぎたのも原因かもしれませんが、初めから日の当たるところだったら、弱らなかったかも？という思いが強いので、日向をお勧めします。

Fカフェ（cafe)の枝ぶり

しっかりとした棘があり、横張です。いろいろと調べていると、普通樹形とも表記のあるところもありますが、家のカフェは思いっきり横張ですので、なるべく横に広くとれる場所がお勧めです。

Fカフェ（cafe)の花

花は、よく繰り返し咲き放っておくと、お正月も咲いています。夏花は少し花形が乱れます。発表では香りは中香となっていますが、私はよく香ると思います。癖のないティーの香りがとても心地よく、万人に愛される香りだと私は思います。

Fカフェ（cafe)の病気と虫

黒星病にやや弱いとありますが、我が家ではとんでもなく弱いの部類に入っています。春の開花時にはすでに黒星病が出てしまいます。芽吹きが早いわけでもないので、少し心配です。本来なら、消毒をしたほうが良いバラだと思います。
虫はよく寄ってきます。香りにつられるのかマメコガネの餌食になることが多いバラです。

まとめ

Fカフェ（cafe)いかがでしたでしょうか？少し黒星病に弱いのが難点ですが、茶色いバラ自体そんなに種類があるわけではないので、もし茶色いバラをお探しでしたらお勧めしたいバラです。茶色といってもほのかにピンクが混ざっているので、受け入れやすい色でもあると思います。Fカフェ（cafe)は、横顔も素敵ですので、ぜひお目にかかった時は横からも覗いてみてください(*ฅ́˘ฅ̀*) .｡.:*♡