一年草の「ビオラ(Viola)」の基本情報と、
我が家での経験を生かした育て方と情報をご紹介します(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾ペコッ
10月ごろから、あちこちの店頭で見かける色とりどりのビオラさん。ガーデナーじゃなくても育てたことがある方が多い植物だと思います。耐寒性に優れているため、冬のさびしくなったお庭にお迎えする方も多いのではないでしょうか?
ブランド物もここ最近はとても増えており、いつの間にかビオラマジックにかかり、コレクター可してしまいますね(*´▽`*)❀そんなビオラは、冬に咲くイメージが、とても強い一年草ですが気を付ければ夏も咲かせることができます。チャレンジャーなガーデナーさんはぜひ試してみてくださいね(๑و•̀ω•́)و
ビオラの基本情報
科名/属名 | スミレ科/スミレ属 | 原産地 | ヨーロッパ |
開花期 | 四季咲き(地域による) | 草丈 | 5㎝~30㎝ |
耐寒/耐暑 | 強い/普通 | 発芽温度 | 20℃前後 |
花言葉 | 小さな幸福・あどけない愛・信頼 |
ビオラの特徴
実は一年中花を咲かせることができます
いやいや、ビオラは冬から春に咲く花だって~( ´•д•`; )ってツッコミたくなりますよね。ビオラの発芽温度は20℃前後と言われています。
冬に花を咲かせ種を春先につけたビオラは、零れ種で4月には発芽を始めます。すると親株が枯れる頃には子供が花を咲かせ始めるのです。最近の日本は暑いので20℃前後の4月上旬までに発芽させてしまえば、実は夏を越し翌春先まで花を咲かせてくれます。
1年中咲くからと言って、多年草になるわけではありません。子孫を絶やさず作ることで、1年中花を楽しむことができます(* ˃ ᵕ ˂ )bこれも…ビオラマジックかもしれません♪
ビオラとパンジーとスミレの違いは?
スミレとビオラ似てますよね。同じスミレ科スミレ属です。ビオラはスミレの園芸品種の一年草です。
ビオラは1年で枯れてしまいますが、スミレは多年草なので根を残して毎年楽しむことができます。そして、パンジー。これもビオラに似ています。
これは、ただ単に大きいだけの園芸的な区分分けです。基本的に花が5cm以上になると、パンジーと呼ぶようになります。
misa流ビオラの育て方
置き場所
我が家では、あまり地植えにはしていません。バラの寒肥があったり誘因があったりと、冬は花壇の中にズカズカと足を踏み入れなくてはいけないのです(。-∀-)ってことで、鉢植えで育てることがとても多い植物です。
夏以外はほとんどが、雨ざらしの日なたに置かれています。夏はなるべく半日陰の涼しい場所が理想的です。水切れがとても早くなるので、受け皿の上に置いておき、なるべく水が切れないようにすることをおすすめします。
因みに我が家はいつもバラ鉢に零れ種が芽吹くので実はそのままだったりしますが、土が多い分水切れもしにくいようです。(バラに隠れて日陰ですしね(*//艸//)♡)
種まき(うちは零れ種放置)
本来の早めの時期から楽しみたい場合の種まきは9月上旬ごろからとなりますが、最近の日本は暑いので彼岸過ぎが安全だと思います( ¯꒳¯ )b✧とにかく気温を見ながら調整するのが、よいと思います。もし、夏も少し楽しみたいチャレンジャーさんがいたら、3月に種まきをしてみてくださいね。因みにうちでは、種取りはしていません。勝手に生えてきたものをポットにあげています。
春に発芽したものは放置です。ブランド物のビオラは発芽率がよくないですが、ノーブランドのビオラはとてもよく種を付けて零れてくれます。
もし、うちのビオラは零れ種で全然増えないの~(つд⊂)エーンとなっていましたら、1ポット50円くらいのビオラさんをお迎えしてみてくださいヾ(*ΦωΦ)ノ
花をたくさん咲かせるコツ
ビオラの土と肥料は?
とにかく大株に育てたい時は、買ってきたらすぐに植え替えをすることです。ビオラは根が回るのが早く、買ってきたときにはすでにポットいっぱいになっていることが多いと思います。
ポットは特に通気性が悪く、せっかく育った根がくさってしまいます。あとは気が向いたら活力剤を…肥料は植え込み時に緩効性肥料を土に混ぜ込んでいます。
写真は3号ポットのビオラです。最終的にこんなに大きくなりました。雨にも負けず、雪にも負けず、強いですね٩(ˊᗜˋ*)و
剪定と花殻摘みを頑張るといいことがあります
とにかく長い間楽しみたい時は、植物全般に言えますが種をつけないことです。枯れた花は摘み取りましょう。丁寧にとる必要はないので、花の付け根を指でプチっととれば大丈夫です。
大きな剪定は、お正月前、2月下旬、4月上旬の計3回ほど1/2程度に刈込みすると、徒長せずに綺麗な形を保つことができます(*>ω<*)ゞ写真は、頑張りに頑張った最後のビオラさんです。約9カ月お庭で頑張っていただきました(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ペコ
ビオラが好きな虫
虫が苦手な方はごめんなさい(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾ビオラが好きなのは人間だけではないのです。冬はナメクジにやられてしまうことが多いかと思います。
そして、夏も育てられるよ~と言いましたが、4月~11月はツマグロヒョウモンの幼虫がものすごい勢いで食べていきます。スミレ科を食草とするツマグロヒョウモンは、温暖化の影響でどんどん北に勢力を伸ばしているチョウです。
小さいころは見たことなかったなぁ…因みに見た目は毒々しいですが、毒もなく触っても大丈夫です(* ˃ ᵕ ˂ )b詳しくはいきものカテゴリのツマグロヒョウモンをご覧ください(*>ω<*)ゞ
まとめ
ビオラさんいかがでしたか?ちょうどこれから流通が増えます。お気に入りのカラーや花姿を探してみてください。子供のお小遣いでも買える魅力的なお花です。そしてぜひ、夏のビオラも楽しんでみてくださいね(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] スミレは日本に自生する野草です。分布地は中国北東から東、朝鮮半島と日本を代表する山野草ですね。仲間のビオラは一年草ですが、スミレは宿根草です。日本の自生種なので環境にも慣れており、とても育てやすい植物だと思います( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎ そんなスミレさん、なんでそんなところに?ってほど庭のはずれにヒョッコリ芽を出すことがあります。 実はアリに種を運んでもらっているのです٩(ˊᗜˋ*)وてことで、今回は少しそのお話もしたいと思います(*´▽`*)❀ […]