日当たりが悪くても育ちのいいバラ「Rギスレーヌ ドゥ フェリゴンド(Ghislaine de Féligonde)」の基本情報と、
我が家での経験を生かした育て方と情報をご紹介します(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾ペコ
Rギスレーヌ ドゥ フェリゴンドは、2017年冬にお迎えしました。この子の作出者は、Rヴァイオレットと同じ方です。花の雰囲気や枝ぶりが私好みなのかもしれません。作出者が同じだと知ったのは、つい最近ですが(*ฅ́˘ฅ̀*) .。.:*♡
咲き始めは、オレンジシャーベットの様な色から始まり、白に退色していきます。ランブラーなので、ある程度日陰に耐えお花をつけてくれますので、お庭をパッと明るくしてくれます。
Rギスレーヌドゥフェリゴンドの基本情報
作出 | 1921年 フランス | 系統 | Rランブラー(Polポリアンサ) |
Eugène Turbat & Compagnie | 交配 | Veilchenblauの実生 | |
花形 | 丸弁咲き | 花径 | 小輪(2~3cm位) |
芳香 | 微香 | 開花 | 弱い返り咲き |
伸長 | 5m(樹高2m位) | 花色 | オレンジから白へ退色 |
耐陰性 | 普通 | 耐暑/耐寒 | 強い/強い |
黒星病 | 普通 | うどんこ病 | 強い |
Rギスレーヌドゥフェリゴンドの特徴
Rギスレーヌドゥフェリゴンドは返り咲きする?
Rギスレーヌ ドゥ フェリゴンドを販売しているお店のほとんどは、返り咲き品種としています。実際に、返り咲きしているところも見たことがありますが、我が家では、まだ一度も見たことがありません。3年ほど育てていますので、そろそろ見れてもいいのでは?と思っていますが…。Rギスレーヌ ドゥ フェリゴンドの親であるゴールドフィンチが一季咲きのようなので、もしかしたら返り咲きしにくいバラなのかもしれません。
ランブラーなので明るい日陰にもお勧めです
Rギスレーヌ ドゥ フェリゴンドはランブラーなので、日陰にもわりと強い傾向があります。我が家でも冬はほぼ日が当たらないような壁面に誘引しています。それでも、春になれば咲いてくれるので、ありがたい限りです。
実際にRギスレーヌドゥフェリゴンドを育ててみた感想
Rギスレーヌドゥフェリゴンドの植え付け場所
先ほどの通り、南東の壁面に誘引していますが、南東には隣家がそびえたっていますので、秋から冬は半日も陽が入らず、冬至の頃はほぼ日陰です。株元は万年日陰の少し軒下になっている場所に植えられています。
Rギスレーヌドゥフェリゴンドの誘引ビフォーアフター
誘引と花期(2019年春)
あまりいいショットが無く、しかも試行錯誤を重ねてばかりの誘引です。ステムが少し長いのでなるべく低めに誘引したいのですが、コデマリの枝があり、私の入る隙間が・・・(;・∀・)ランブラーなので横になりたいかもな~なんて思いながら、いつも5分くらいで適当にワイヤーに括り付けて終わりになってしまいます^^;
Rギスレーヌドゥフェリゴンドの枝ぶり
トゲがあまりないのが特徴です。枝も扱いやすく、ランブラーのわりにクネクネせずに、すこし張りのあるシュートが出ます。伸長力もあり、安心して育てられるつるバラだと思います。
Rギスレーヌドゥフェリゴンドの花
中輪と表記がありますが、中の中でも小の部類かな?と感じています。ポールズヒマラヤンムスクより少し大きいくらいの花の大きさです。Rギスレーヌ ドゥ フェリゴンドの特徴はなんといっても花色だと思います。アイス屋さんに並んでいるオレンジシャーベットの色から白へと退色していく過程がとても素敵です。香りは微香ですが、花数が集まると香りが漂います。
Rギスレーヌドゥフェリゴンドの病気と虫
残念ながら、マメコガネが大好きな色のようです。花が開き始める瞬間から食べられてしまいます。この壁には、つるバラ系が5本並んでいますが、とにかく一番始めに狙われるようです。隣の赤バラのアンクルウォルターには、見向きもしないから不思議です。病気は普通といったところでしょうか?無農薬の状態で、梅雨半ばまでは黒星病にも、うどんこ病にもかかりませんでした。今年は長かったので、かなり葉を落としましたが、例年通りであれば夏も葉を残すことが出来るバラだと思います。
まとめ
Rギスレーヌ ドゥ フェリゴンドいかがでしたでしょうか?ランブラーは、巨大化してモンスターになってしまうイメージが強いですが、Rギスレーヌ ドゥ フェリゴンドでしたら、とても融通の利くランブラーだと思います。日陰だけどバラを植えてみたいと思ったら、ぜひ候補に入れていただけると嬉しいです。
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